ネズミ駆除が必要ない場合はある？放置するリスクまで解説

「ネズミがいそうな気配がするけど、すぐに駆除すべき？」

と思っている方。

実は、ネズミはすぐに駆除が必要な場合もあれば、業者に頼らず自分で対策しても十分なケースもあります。

しかし、いま駆除が必要かどうかを自分で考えるのは難しいですよね。

そこで本記事では、ネズミ駆除が必要かどうかの基準と、放置した場合のリスクを回避する方法をわかりやすく解説します。

ネズミ駆除が必要ないケースとその判断基準

まず、ネズミ駆除が不要と判断できる状況を理解することが重要です。

ここからはネズミが出ても駆除をする必要がないタイミングについて解説します。

ネズミ駆除の必要がないと判断できる状況

以下のような状況では、駆除しなくてよい場合があります。

• 一時的な侵入：季節的な移動や偶然の侵入で、巣を作る兆候がない場合
• すでにいなくなった：目撃や痕跡が一定期間確認されない場合

しかし、専門の駆除業者でもない限り、ネズミ駆除がいらないかどうかを正確に判断するのは難しいです。

またネズミの侵入経路をふさがない限り、新たにネズミが侵入する可能性をゼロにはできません。

そのため当サイトでは、専門業者への依頼をおすすめしています。

ネズミを放置するリスク

ネズミを放置する場合、健康被害(病原菌やアレルギー)や家具・配線の損害を招くリスクがあります。

そのため家のスキマをふさぎ、エサとなるゴミをなくして、ネズミにとって居心地が悪くなるよう、環境を整えることが重要です。

壁の中にネズミがいたら放置してもいいですか？

壁の中にネズミがいる場合でも、放置はおすすめできません。

ネズミは壁の中で巣を作りやすく、放置すると以下のような問題が発生する可能性があります。

• 健康への被害：糞尿やダニが壁内に蓄積し、空気を汚染する
• 建物への損害：壁内の配線が噛み切られ、火災の原因になる

この場合は急いで侵入経路を特定しましょう。

また、ネズミは忌避剤などで追い出すか、専門のネズミ駆除業者に相談してください。

ネズミを自力で追い出す方法

自分でネズミ対策をする場合、以下の5ステップが効果的です。

1. 「ネズミはどこから侵入するのか(ラットサイン)」を調べる
2. ネズミ駆除の計画を立てる
3. ネズミ駆除の作業をする
4. 駆除後にネズミが侵入してないか調べる
5. 新たな侵入があれば対策する

当サイト「ネズミ戦記」の管理人も上記の方法を使い、自宅からネズミを追い出しました。

駆除してから3年以上たちますが、ネズミには侵入されていません。

自力で対策すると確かに業者よりもコストは安くすみます。

しかし、家の周りの掃除や侵入口だった場所のチェックなど、メンテナンスの手間は常に必要です。

そのため手間なくネズミを完全に駆除したい場合は、業者へ相談してみることをおすすめします。

駆除が必要かを見極めるチェックリスト

ネズミ駆除が本当に必要かどうかは、状況を慎重に見極める必要があります。

以下の条件に該当する場合は、駆除が不要なことが多いです。

• 1匹だけ目撃して、すでに駆除した場合
• 家にいるネズミを駆除したのち、侵入経路を完全にふさいだ場合

ネズミは、引っ越しで玄関を開けっ放しにした場合などでも侵入してきます。

通りがかりに入ってきて出れなくなっているだけの場合など、ネズミが家で繁殖していなければ本格的な駆除は必要ないことも。

また、ネズミが侵入してすぐに運よく発見して駆除でき、侵入口をふさげた場合は、業者への依頼は不要です。

しかし、いまの状況が当てはまるのかどうかを正しく判断することは難しいため、専門業者への無料相談をおすすめします。

結論：ネズミ駆除がいらなくでも油断は禁物

ここまで、ネズミ駆除が必要ない場合について解説しました。

たしかにネズミ駆除が不要と判断できるケースはあります。

しかし、ネズミ被害の初期に運よく発見して適切に対策できた場合など、その状況は限定的といえるでしょう。

長いあいだネズミに侵入されず、安心して暮らすためには業者へ依頼して、ベストな対応をしてもらうことをおすすめします。

おすすめのネズミ駆除業者は「【ネズミ駆除業者】おすすめランキング14選｜利用前の注意点、リアルな評判を解説」で紹介しているので、気になる方はご一読ください。