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ネズミの被害まとめ。見分け方や対策まで紹介します
「家にネズミがいる気がするけど、どうやって見分けたらいいんだろう。できれば具体的な対策も知りたい」
とお悩みの方へ記事を書きました。
ネズミの被害はモノをかじられる食害から、感染症や漏電まで幅広く、これまでネズミ被害とは無縁の人はわからないことがほとんどです。
しかし、わからないからといって放置しておくと、火事など重大な被害につながることも。
とはいえネズミ被害かどうかを判別するのは難しいですよね。
そこで、この記事では以下の順にネズミ被害について解説します。
- ネズミの健康被害
- ネズミの精神被害
- ネズミの経済被害
- ネズミの被害かどうかを見分ける方法
- ネズミの被害対策でやるべきこと
「ネズミかどうかなんてわからない…」と思っているかもしれませんが、実は見るべきポイントは多くありません。
まずはネズミ被害について、大まかに概要をつかむことからはじめていきましょう!
ネズミの被害まとめ
ネズミの被害を表にまとめました。
健康被害 | ダニ | 感染症 | アレルギー | 喘息 |
---|---|---|---|---|
精神被害 | 騒音 | 不潔感 | 恐怖 | |
経済被害 | 食害 | 漏電 | 火事 |
要するに、ネズミは私たちの「健康・メンタル・お金」を脅かす害獣なのです。
安心した暮らしを取り戻すためにも、まずはネズミ被害にどのようなものがあるか知って、ネズミが家から出ていくよう対策していく必要があります。
ネズミの健康被害
ここからはネズミの健康被害について、
- ダニ
- 感染症
- アレルギー
- 喘息
の順にお伝えします。
ダニ
ほとんどのネズミはイエダニを媒介しています。
イエダニは宿主であるネズミがいるうちはあまり人を刺さず、宿主がいなくなると人間を吸血するようになるのです。
人がダニに刺されると、はっきり差し跡が残って耐えられないくらいのかゆみが出てきます。
もし「ダニかも?」と思われる被害が出たら、まずは市販のかゆみ止めで対策して、ひどいようなら皮ふ科を受信しましょう。ダニは殺虫剤やくん煙剤(バルサン)を使って駆除できます。
感染症
ネズミは人と動物に共通する「人獣共通感染症」を媒介する動物です。
代表的なものには14世紀ヨーロッパ人口の3分の1以上を死に至らしめた「ペスト」があります。
他にも鼠咬症、レプトスピラ症、サルモネラ症など、たくさんの感染症がネズミを介して私たちの生活を脅かそうとしているのです。
ネズミを家に入れないことと、こまめな掃除で清潔に保つ必要があります。
アレルギー
ネズミによってアレルギー症状が出ることもあります。
その原因は、ネズミの尿やネズミを宿主にしているダニなどです。
対策はネズミを家に入れないことと、こまめな掃除。部屋をキレイにするとネズミの居心地は悪くなるので一石二鳥です。
喘息
ネズミがダニを運んできて、その死がいが舞うことで喘息になることも。
ゼーゼーと息が切れたり、たんが出たりするのはつらいですよね。
こちらも対策はネズミを家に入れず、まめな掃除をすることです。
ネズミの精神被害
次にネズミの精神被害について、以下の順に紹介します。
- 騒音
- 不潔感
- 恐怖
騒音
ネズミが天井裏を走り回ったり壁の中を動いたりする音がストレスになることで、イライラや不眠、不安が起こります。
「部屋に入ってきたらどうしよう…」と思って夜も眠れない人も少なくありません。
しかもネズミは夜になると活発になるため、毎晩のように天井裏で大運動会が開かれることも…。
いち早くネズミを追い出すことで、安心して眠れるようにしたいものです。
不潔感
ふだんは下水道などにいるネズミが家に入ってきたことで、不潔感によるストレスを感じる人もいます。
特にフンや尿があると、感染症などの害もありますし、精神的な負担は倍増。
ネズミを家に入れないこと、清潔に保つことが解決の手段です。
恐怖
ネズミが家にいることで「もし寝ている間に噛まれたら…」「この食べ物はかじられていないだろうか…」などと恐怖がふくらんでいきます。
また「ネズミなんて姿も見たくない!」という方であれば、家にネズミのフンがあるだけでも大きなストレスに。
モノは整理して、ネズミは追い出し、まめな掃除で清潔にすることが対策になるので、不安でどうしようもなければ試してみてください。
ネズミの経済被害
ここではネズミの経済被害について、
- 食害
- 漏電
- 火事
の順に解説します。
食害
ネズミの経済的被害で代表的なのは食害です。
ネズミが食べ物をかじることで、それを人間が食べられなくなる被害だけでなく、花やペットフード、畑の肥料などを食べられる被害もあります。
漏電
ネズミはものすごい速さで歯が伸びる動物なので、モノをかじることで歯を短く手入れしようとします。
そのさいに電源ケーブルがかじられると、漏電の原因になることも。
原因のわからない停電は、もしかしたらネズミのしわざかもしれません。
火事
ネズミが電源ケーブルをかじり、まわりのホコリやフンが引火することで火事になる場合もあります。
ガス管をかじられガス漏れして引火・爆発することも。
天井裏や壁の中など、目の届きにくいところで起きる被害なので注意が必要です。
ネズミの被害かどうかを見分ける方法
あなたの家にネズミがいるかどうかを見分けるポイントは、以下のとおりです。
- 天井裏や壁の内側で物音や鳴き声がする
- 食品の袋などがかじられている
- 室内にネズミのフンのようなものが落ちている
- ここ最近ダニに刺されるようになった
- 近所で建物が解体されていた
これらのポイントで2つ以上当てはまっていたら、確実にネズミの被害を受けています。
もし1つだけ当てはまった場合でも、家に動物が寄り付いている可能性は高いので、業者に無料調査を依頼するのがおすすめです。
業者について詳しくは「ネズミ駆除業者おすすめランキングTOP10!失敗しない選び方、費用や口コミまで徹底比較」をご一読ください。
ネズミの被害対策でやるべきこと
ネズミの被害対策では、あなたの家を「ネズミが安心して暮らせない環境」にしていくことが欠かせません。
具体的には、以下3つを徹底的になくしていくのが、効果的なネズミ対策の第一歩です。
- いつも安定したエサ場
- 同じ寝床
- 同じ出入り口
逆に言えば、いまのあなたの自宅はネズミにとって居心地のよい環境といえます。
ネズミが安心できない環境をつくって、家からネズミを追い出しましょう。
自分でできるネズミ対策については「【保存版】自分でネズミを駆除・対策する方法。5ステップで解説します」をご覧ください。
ネズミの被害は早めの発見が肝心。日ごろから点検を!
ここまでネズミの被害について紹介しました。
おさらいすると、ネズミの被害には以下のようなものがあります。
【健康被害】
- ダニ
- 感染症
- アレルギー
- 喘息
【精神被害】
- 騒音
- 不潔感
- 恐怖
【経済被害】
- 食害
- 漏電
- 火事
ネズミ被害は早く発見すればするほど、損害が少なく対策にかかる費用も安くおさまります。
「なんか変だな?」と違和感を感じたら、この記事で紹介したネズミ被害の条件にあてはまっていないか、チェックしてみてください。