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【保存版】自力でネズミを駆除・対策する方法。5ステップで解説します

「なんとか業者に頼まずに自力でネズミを駆除したい」
と思っている方に向けて、この記事では自分でできるネズミ駆除について以下のようにまとめました。
- 緊急!ネズミを見つけたらどうすればいいの?
- 【駆除の前に】まずはネズミの種類を見分ける
- ネズミ駆除のポイントは「安心して暮らせる条件」を崩すこと
- ネズミを自力で家から追い出す方法5ステップ
- 【簡単にできる】DIY(自作)でネズミを駆除する方法
- 【注意】自力でのネズミ駆除・対策が難しいケース
「ネズミ駆除なんて自分でできるのかな…」と思うかもしれませんが、押さえるべきポイントはそこまで多くありません。
まずはこの記事で、自力でネズミ駆除をする方法について大まかな概要をおさえましょう。
緊急!ネズミを見つけたら自力で何ができる?
「ついさっきネズミを見つけたけど、何かできることはある?できれば今すぐ自力で追い出したい!」
と思っている方に向けて、今できる対策をまとめました。
- 通り道を見つけて、粘着シートを置く
- お米などエサになるものは、プラスチックの箱にしまう
- モノの整理や部屋の掃除をして、ネズミの居心地が悪い環境をつくる
これに加えて、侵入口を探してみて見つかればふさぐこともすると、ネズミ被害の一時しのぎとしてはバッチリです。
しかし「数が多すぎてそれどころじゃない!」とお悩みの方は、プロの業者に依頼することをおすすめします。
詳しくは「【注意】自力でのネズミ駆除・対策が難しいケース」でまとめているので、気になる方はぜひご覧ください。
【駆除の前に】まずはネズミの種類を見分ける
ネズミを駆除する方法は、ネズミの種類によって少しずつ異なります。
なのでネズミ駆除に取りかかる前に、あなたの家にいるネズミの種類を特定する必要があるのです。
以下で家に出るネズミの種類をまとめました。
特徴/種類 | ハツカネズミ | クマネズミ | ドブネズミ |
---|---|---|---|
毛色 | 灰褐色 | 茶褐色・黒色 | 褐色・黒色 |
大きさ(しっぽの長さ) | 6~9cm(5〜10cm) | 15〜20cm(15〜20cm) | 20〜25cm(16〜21cm) |
体重 | 10〜20g | 100〜200g | 200〜450g |
生息場所 | 畑やその周りなどの屋外 | 天井裏、壁の内側などの屋内 | 屋外(水辺が好き)、床下 |
食べ物 | 雑食(雑穀、野菜類を好む) | 雑食(雑穀を好む) | 雑食(肉・魚を好む) |
性格 | おだやか、好奇心が強い | 警戒心が強い、頭がよい | どう猛 |
フンのサイズ・形状 | 5mm 平べったい、尖っている | 7mm 細長い、散らばっている | 10mm 丸い、形がそろっている |
寿命 | 1〜2年 | 1〜2年 | 2〜3年 |
年間の産子数 | 30〜70匹 | 20〜50匹 | 40〜55匹 |
見分け方 | 周りに畑などの自然環境がある | 天井や屋根裏にいる、壁や配管を登る | 床下にいる、家から川や下水が近い |
表で紹介したハツカネズミ、クマネズミ、ドブネズミの中では、
- クマネズミが最も駆除しにくい(罠も毒エサも効きにくい)
- ハツカネズミは罠も毒エサも効きやすい
- ドブネズミは毒エサが効きやすい
という特徴があります。
「なんとなくこれかな?」程度でもじゅうぶんなので、まずはどのネズミの対策をすべきか見極めてみてください。
ネズミの種類について、詳しくは「家にいるネズミの種類まとめ。特徴や見分け方、予防方法まで紹介します」でまとめました。
続いてはネズミ駆除のポイントについて紹介します。
ネズミ駆除のポイントは「安心して暮らせる条件」を崩すこと
ネズミ駆除は、家にいるネズミに「ここは安心して暮らせるいい家だなぁ」と思わせないように対策していく必要があります。
ネズミが安心する環境は以下の3つです。
- いつも安定したエサ場
- 同じ寝床
- 同じ出入り口
逆に言えば、ネズミにとって「エサがなく、モノの位置が定期的に変わり、出入り口がふさがれる」環境を目指すことで、ネズミ対策が実現するわけです。
ネズミが出る家の特徴について詳しく知りたい方は「ネズミが出る家の特徴3つ。危険性や追い出し方法も解説します」をご一読ください。
ネズミ退治に効くもの一覧
ここではネズミ撃退に効くグッズをまとめてお伝えします。
グッズ名 | 特徴 | おすすめ製品 |
---|---|---|
粘着シート | 通り道に置けば捕まえられるシンプルな使い方 | ネズミホイホイ |
捕獲器、罠 | 何度も使えるが、ネズミの姿を見る必要あり | チュートルマン |
駆除薬(殺鼠剤、毒エサ) | 置くだけで駆除できるが、使いどころが難しい | デスモアプロ |
忌避剤(スプレー、固形) | 置くだけで退治できるが、慣れるなどのデメリットも | ネズミ一発退場 |
パテ | 小さい穴は簡単にふさげるが、大きな穴は難しい | チューレスねずばんパテ |
金網 | 大きな穴もふさげるが、固定に手間がかかる | ホームセンターで購入可 |
防鼠ブラシ | 巻いたり差し込んだり、使いやすい駆除グッズ | チューモアブラシ |
粘着シートで捕獲して、忌避剤で追い出し、そして金網で穴をふさぐ…のように駆除グッズは状況によって組み合わせて使うことが重要です。
ネズミ退治グッズについてさらに詳しくは「ネズミ駆除グッズの人気おすすめランキング12選!種類や選び方まで紹介」で解説しています。
ネズミを自力で家から追い出す方法5ステップ
ここからはネズミを家から追い出す方法を、以下5ステップで紹介します。
- 「ネズミはどこから侵入するのか(ラットサイン)」を調べる
- ネズミ駆除の計画を立てる
- ネズミ駆除の作業をする
- 駆除後にネズミが侵入してないか調べる
- 新たな侵入があれば対策する
ステップ1. 「ネズミはどこから侵入するのか(ラットサイン)」を調べる
まずはネズミの通り道や侵入口を探しましょう。具体的には「ラットサイン」と呼ばれるものを探します。
ラットサインとは、簡単にいえば「ネズミ自身の汚れがこすりつけられた跡」です。
ネズミは何度も同じ道を通る習性があり、油やホコリにまみれているネズミ自身の汚れが、ラットサインという黒い跡になります。
ラットサインはネズミの通り道を見つける大きなヒントですので、黒い跡がないか壁際を中心に探してみてください。
ステップ2. ネズミ駆除の計画を立てる
ネズミの侵入口を特定できたら、ネズミ駆除の計画を立てましょう。
ネズミは「外→床下や天井裏→家の中」の順に入ってきます。
そのため「家の中→床下や天井裏→外」となるように駆除していくと、スムーズにネズミを追い出すことが可能です。
必要なものや駆除の手順をあらかじめ決めておき、できるだけスピーディにネズミ駆除をしていく必要があります。
ステップ3. ネズミ駆除の作業をする
計画ができたら、次はじっさいにネズミ駆除の作業をしていきましょう。
ネズミは病原菌やダニなどを持っていることが多いため、軍手や作業着を忘れずに。
もしネズミに噛まれても問題ないような服装でのぞむ必要があります。
ステップ4. 駆除後にネズミが侵入してないか調べる
計画どおりネズミ駆除の作業をして、3ヶ月ほどたったら新たにネズミが侵入していないか調べましょう。
具体的には、
- 新しいフンが落ちていないか
- ふさいだ侵入口が破られていないか
- お米などの食材は食べられていないか
をチェックしてみてください。
ステップ5. 新たな侵入があれば対策する
もし駆除後も新たにネズミが侵入していれば、再び対策する必要があります。
ステップ1の侵入口を調べるところから、再度ネズミ駆除をしていきましょう。
はじめてのネズミ駆除ですから、プロのように一発でネズミを完全に追い出すことは難しいです。
ネズミと人間のガマン比べだと思って、しつこくしつこく対策していくことが欠かせません。
【簡単にできる】DIY(自作)でネズミを駆除する方法
ここからはDIYでネズミ駆除する方法として、以下3つを紹介します。
- 粘着シート、毒エサ
- 忌避剤、くん煙剤(バルサン)
- 金網、パテ
粘着シート、毒エサ
「ネズミの数を減らしたい!」と思ったら、使えるのは粘着シートや毒エサです。
粘着シートはラットサインがあるネズミの通り道に置くことで効果を発揮します。
ネズミがいつものルートを通っていたら引っかかってしまう、事故のような引っかかり方しかしません。そのため、エサを置いておびき寄せるような使い方はできないので注意が必要です。
また毒エサはネズミの死がいを見なくて済むことがメリットですが、家のどこかわからない場所で死なれることもあるため、使いどころが難しい駆除方法といえます。
忌避剤、くん煙剤(バルサン)
「ネズミを家から追い出したい!」と思ったら忌避剤やくん煙剤がおすすめです。
ハッカ(ミント)などネズミが嫌う成分が入ったスプレーや煙で、ネズミを追い出せます。
ただし忌避剤の置き場所によっては煙の出る方向に出口がなくネズミを追い出せないこともあるので、使い方に注意が必要です。
金網、パテ
「ネズミが入れる穴をふさぎたい!」と思ったら、金網やパテの出番です。
穴の形や大きさによって使うものを変える必要はありますが、物理的に侵入を防げるため効果は大きいです。
パテによってはトウガラシやワサビなどネズミが嫌う成分を混ぜたものもあるので、ネズミにかじられたくない場所に使ってみてください。
【注意】自力でのネズミ駆除・対策が難しいケース
被害の状況によっては自力でネズミを駆除するのが難しい場合もあります。
ここではプロに依頼したほうがよいネズミ被害のケースとして、
- ネズミが増えすぎている場合
- ネズミの侵入経路が多すぎる場合
- ネズミが学習してしまった場合
を紹介します。
ネズミが増えすぎている場合
ネズミの数が多すぎて、捕まえても捕まえても減らない場合、自力での対策は難しいです。
ネズミは(種類や栄養状態などによりますが)年間で20〜70匹ほどの子どもを生みます。
「ねずみ算」という言葉もあるように、ネズミは放っておくと倍々に数を増やして手がつけられなくなることも。
こうなると素人での対策は難しく、業者に依頼したほうがかえって安上がりです。
ネズミの侵入経路が多すぎる場合
ネズミの侵入口が多すぎるケースも、自分で完全にネズミを駆除することは難しいです。
なぜなら侵入口をふさげたと思っても他にまだ侵入ルートがあると、いくら対策しても再発するから。
侵入口をふさいでもふさいでも再発する場合は、プロの業者に頼ることをおすすめします。
ネズミが学習してしまった場合
ネズミは頭のよい生き物なので、同じ罠に仲間のネズミが何度もかかっていると「あれは危ないから避けるようにしよう」と学習します。
こうなると別の対策をするしかなく、対策を考えるうちにネズミの数がだんだん増えてきて手がつけられない状況に。
ネズミが学習してしまったらプロに依頼して一気に駆除してもらったほうが、早く安く安心した暮らしを取り戻せます。
もしあなたの家でのネズミ被害がこれら3つの条件に当てはまっている場合、できるだけ早く業者に依頼することをおすすめします。
なぜならネズミ駆除は時間との勝負であり、放っておくとみるみるうちにネズミが増えてしまい、被害も駆除費用もかさむからです。
「もうこれは自力で駆除できないかもしれない…」と少しでも思ったら、いち早く業者に調査してもらうのがおすすめ。
当サイトが徹底的に調査した、イチオシの業者は「ネズミ駆除業者おすすめランキングTOP10!失敗しない選び方、費用や口コミまで徹底比較」でまとめています。
調査だけなら無料なので、自分で駆除できるか知りたい場合でも連絡してみてくださいね。
できるだけ安いネズミ駆除なら自力での対策がおすすめ
ここまで自分でネズミを駆除する方法について解説しました。
おさらいすると、「ネズミがいる!」と思ったらすぐできる対策として、以下3つを紹介しています。
- 通り道を見つけて、粘着シートを置く
- お米などエサになるものは、プラスチックの箱にしまう
- モノの整理や部屋の掃除をして、ネズミの居心地が悪い環境をつくる
できるだけ安くネズミを駆除したいと思ったら、通販やホームセンターで対策グッズを買って、自力でやるのが一番です。
しかし「数が増えすぎた」「侵入口が多すぎる」など自力ではどうにもならない状況もあります。
そのため、状況によってはプロに依頼してしまったほうが、かえって安あがりで早く安心した生活を取り戻せますよ。
プロに依頼したほうがいいケースとして、以下3つをお伝えしました。
- ネズミが増えすぎている場合
- ネズミの侵入経路が多すぎる場合
- ネズミが学習してしまった場合
まずはいまのネズミ被害が自力で対策できるレベルなのか、検討することからはじめてみてください。